人生の終盤に起こりうる万一のために、医療や介護、葬儀や埋葬について自分の希望や家族へのメッセージ、知人の連絡先などを書いておくノートです。 |
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~目次~
1.履歴書
2.学歴
3.職歴
4.結婚・子育て
5.家系図
6.医療・介護
7.葬儀について
8.連絡表
9.納骨・埋葬について
10.財産について
11.メッセージ
12.任意後見制度について
13.遺言について |
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エンディングノートにはどのようなことを書くの?
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●万が一の場合、尊厳死・延命治療を望む、望まない等
●痴呆・認知症になった場合の介護について
●葬儀は家族葬でとか、お墓はこうして欲しいなど
●万が一の場合にいち早く連絡して欲しい知人・友人、葬儀が終わって落ち着いてから連絡して欲しい人の連絡先リスト
●財産の有無・通帳や保険証書等の重要書類の所在など
※どんな財産を所有しているか、重要書類はここの引き出しに入っているとか、財産の金額や価値財産分けのことをこと細かく書く必要はありません。
遺産分割についてはトラブルの原因にもなりかねないので、遺言書を残しておくことも視野に入れましょう。
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エンディングノートの効力は?
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エンディングノートには法的拘束力や相続人に対する強制力はありません。
ご本人の希望を尊重してできるだけ本人の要望通りに事を進めるのが望ましいですが、ご家族次第です。
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エンディングノートにまつわるエピソード
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(札幌市:60代男性)
親を亡くしたときに、親と共有していた大切な思い出が自分だけのものとなってしまい、自分の記憶がなくなれば消えてしまう怖さを感じた。エンディングノートに自分が大事にしている家族との思い出を書いておき、財産や物以外に思い出も後世に承継したい。
(札幌市:70代男性)
妻の死去に際し、妻が残していたノートに種々の連絡事項が書き込まれていたので、死後の事務処理に相当役立った。自分も同じようなものを残しておこうと思いたった。
(岩見沢市:40代女性)
母がエンディングノートを残して亡くなり、ノートを見て、私は両親のことはある程度分っていると思っていたが、母の経歴等を見て初めて知った ことが結構あり、昔の思い出などが書かれていて、自分も母との思い出を自分の子供に承継していけたら良いと思った。
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